シードパールは芥子(ケシ)と呼ばれる非常に小さな真珠です。 中世からルネサンス期にかけてはダイヤモンドよりも貴重なものとみなされ、王侯貴族の王冠やティアラに、あるいは貴婦人の装身具にと、さまざまな形で用いられてきました。 シードパールは、100%真珠層なので独特の柔らかな光沢があります。ジュエリー製品に使用されるクオリティーのものは、全生産量のわずか3%。今でも摂取量が少ないため非常に珍重されています。 中でも1.5mmから2mm未満という小ささと非常に深遠に近い形を併せ持つきわめて希少価値の高い選りすぐりのシードパールをひとつひとつ眼で選定しています。 シードパールの片面に穴をあけ、驚くほど小さな爪でセッティングする精巧な細工は、ヴィクトリア期の技法そのものです。 |